マツコの知らないフォントの世界
身近だけど知らないフォントの楽しみ方
フォントの世界を数学教師の須藤さんが紹介。
日本で使われる二大フォントは明朝体とゴシック体。マツコは「編集者をしていたことがあるのである程度のところまではわかる」と語った。
3000種を見分ける絶対フォント感を持つ男 数学教師 須藤さん
フォントの世界を数学教師の須藤さんが紹介。
番組で使われているフォントは「くろがね」というものだが、マツコは「みてないからわからない」とコメントした。
まずは”フォントひとつでイメージが激変する”ということについて。
須藤さんが出したフリップの「フォントひとつで」と「イメージが激変!」というフォントの違いに、マツコは「前者は可愛らしくて後者は緊迫した感じ」とコメント。
須藤さんは「フォント1つで売り上げに直結する商品もある」といい、その実例を紹介。
ブラックサンダーは2003年にそれまでのアルファベットからウインZ系のカタカナに変更したことで知名度が一気に上がり、売り上げが43倍に。
MOWは2015年に丸みを帯びた書体から高級感あふれるセリフ系の書体に変更し、大人層でも人気となり売り上げがV字回復したという。
絶対フォント感を持つ数学教師の謎
ここで須藤さんのプロフィールを紹介。
そのプロフィールのフリップもフォントにこだわっていたが、マツコに「フリップにした時はいつものフォントの方が見やすい」と言われていた。
須藤さんは小学生で「そ」に3パターンあることに違和感を感じフォントの世界に目覚め、高校で数字のフォントに取り憑かれ数学教師を目指すことに。
特に「3」のフォントが上手く決まらないことに悩んでいたといい、スタジオで理想的な「3」について細かく話していた。そして現在も悩みがあるという
フォントマニアの須藤雄生さんのプライベートに密着。
高校生の頃から20年以上フォント探しを続ける須藤さんはわからないフォントをツイッターで仲間に尋ねた。
地元の商店街は文字だらけでフォント天国。
しかし大量のフォント情報が押し寄せてくるという。
須藤さんは文字よりフォントが気になると語った。
後世に残したい超希少フォント
須藤さんが後世に残したい超希少フォントを紹介。
第三位は「本蘭明朝」。
受験の参考書でよく使われていた書体だが、一般のパソコンでは利用できない書体で出力可能な機会が限られるため減少傾向にある。
第二位は「石井太ゴシック」。
線の端が太く広がる温かみのあるフォントで、テレビのスタッフロールで使われていた。現在も東急のバス停などで見ることができる。
一位は「スミ丸ゴシック」。