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名医とつながる!たけしの家庭の医学 細胞のアンテナで免疫力アップ&飲み込み力

健康寿命を伸ばして元気に長生きする方法を紹介。

免疫力をアップさせる科

・暑い夏こそ要注意 免疫力を上げる最新法

うだるような暑さが続くこの季節、涼しい部屋と暑い屋外の往復で夏バテ気味になり、夏風邪をひくことがある。
このとき、体内では夏風邪の原因となる肺炎球菌などが増殖している。
通常、免疫細胞が細菌と戦い増殖を抑えるが、加齢によって免疫機能が衰えると夏バテや夏風邪になりやすくなる。


最新の研究で、弱った免疫を復活させる有効な手立てが発見された。
重要ワードは「細胞のアンテナ」。

・衰えた免疫力を上げる細胞のアンテナとは?

衰えた免疫力を上げる細胞のアンテナとは何か。
人間の細胞の表面には、産毛のようなものが生えている。
その産毛が細胞のアンテナで、アンテナが正常に保てれば強い免疫力で病気に強い身体を維持できる。
一方、アンテナが悪化すると免疫力が弱まり、体調不良を起こしやすい身体になる。
細胞のアンテナには世界も注目しており、経産省は5年間で54億円の研究予算を、アメリカ国立衛生研究所も5年間で約40億円の研究予算を投入している。
その成果は、すでに医療現場において実を結びつつある。
細胞のアンテナで免疫力が上がれば、風邪からがんまで幅広く効果を発揮できる。

細胞のアンテナが免疫力アップのカギ。
昭和大学の相良博典先生を紹介した。
相良先生は、免疫の異常から起こる病の治療に携わる一方、世界有数の免疫研究機関での研究や、WHOの啓発委員にアジア・太平洋代表として選出されている。
2年後には日本アレルギー学会の会長に就任予定。


細胞のアンテナの正式名称は、「糖鎖」。

糖にはいくつかの種類があり、組み合わさって砂糖や炭水化物になっている。
糖鎖とは、8種類の糖がつながったもの。この糖鎖が、全ての細胞の表面についている。これまで免疫細胞自体の攻撃力を上げることで免疫力アップにつながると考えられていたが、現在はアンテナの力を上げることで免疫力アップにつながるとも考えられている。

・細胞のアンテナの強さ対決 20代 vs 60代 免疫力の差は?

細胞のアンテナの力が強い人と弱い人で、免疫力にどれくらいの差があるのか。
アパレル系勤務で24歳の国本晴捺さんと、専業主婦で63歳の萩野民子さんの協力で、検証した。今回の検証では、採血で免疫細胞を採取し、それを肺炎球菌の中に投与した時にどれだけ戦えるかを比較する。
検証の結果、国本さんの免疫細胞は肺炎球菌を次々と貪食。
約3000個あった肺炎球菌は、1時間後には40%減少した。


細胞のアンテナの力が強い人と弱い人で、免疫力にどれくらいの差があるのか。
アパレル系勤務で24歳の国本晴捺さんと、専業主婦で63歳の萩野民子さんの協力で、検証した。
今回の検証では、採血で免疫細胞を採取し、それを肺炎球菌の中に投与した時にどれだけ戦えるかを比較する。
検証の結果、国本さんの免疫細胞と異なり、萩野さんの免疫細胞は反応が鈍かった。
萩野さんの場合、肺炎球菌約3000個は、1時間経ってもほとんど減らなかった。


・衰えた免疫力を上げる細胞のアンテナとは?

免疫に関する最新研究では、免疫力の低下とは免疫細胞の力が弱まり外敵を貪食できなくなることではなく、免疫細胞が外敵にあまり反応しないことが原因と、考えられるようになっている。
そのカギを握るのが、細胞のアンテナだという。


相良先生によると、全ての細胞のアンテナが敵を探しており、アンテナの働きが落ちると敵を見つけられなくなるという。
体内に細菌が侵入すると、細胞のアンテナが細菌の侵入を察知。
ゲゲゲの鬼太郎の妖怪アンテナのように、危険を察知する毛が一斉に反応する。
すると周囲の細胞にSOSの信号を出し、その信号を周囲の細胞が受信。隣の細胞へと送信し、免疫細胞へと信号を伝える。
SOSを受信した免疫細胞は、現場に急行して細菌を駆除する。


細胞のアンテナは、加齢で少しずつ抜けて薄くなっていく。
細胞のアンテナの場合、抜けて薄くなるだけでなく長さも短くなり、情報を受信できなくなり、免疫細胞は元気でも外敵を察知できず、駆逐できなくなってしまう。
しかし、短くなった細胞のアンテナを長くする食材がある。


・免疫力を上げるカギは細胞のアンテナの長さ

免疫力左右する細胞のアンテナの糖鎖。糖鎖はある程度長くないと、免疫力が保てないという。
糖鎖を長く保つことができれば、免疫力が落ちることはない。
最近の研究では、健康な百寿者は糖鎖が長い人が多かったという。
若い人でも、ストレス・喫煙・睡眠不足などにより、糖鎖が短くなっている場合がある。しかし糖鎖が短くなっても、再び長くすることができるという。
長くするには、糖鎖の材料となる糖を食事で摂ることが大事。


・細胞のアンテナをのばす最強の免疫力アップ食材

細胞のアンテナをのばす免疫力アップ食材とは何か。
インフルエンザを発症したマウスにその食べ物を摂取させ、その変化を研究した論文には、「EBNの摂取がインフルエンザウイルスの活性化を防いだ」などと記されている。
この「EBN」が、糖鎖を伸ばし免疫力を上げる食品。


「EBN」とは何なのか。

正体を探るため、タイへ向かった。
タイは穀物や果物などの農業が盛んで、米の輸出量は世界一。
EBNの原産国の一つでもある。
EBNがあるのは、バンコクから南へおよそ800km離れたナコンシータマラート県。


免疫力をアップさせるという食材「EBN」。
タイ・バンコクから南へ約800kmの場所にあるナコンシータマラート県のパクパナンを訪れた。


「EBN」とは何なのか。EBNがあるという店に到着した。
EBNがあるという扉の向こうにいたのは、アナツバメという鳥。EBNとは、ツバメの巣のことだった。


・細胞のアンテナをのばす免疫力アップ食材はツバメの巣

細胞のアンテナを伸ばす免疫力アップ食材のツバメの巣。
タイ・パクパナンは、ツバメの巣の一大産地。日本のツバメは土や草などに唾液を混ぜて巣を作るが、アナツバメは唾液だけで巣を作る。
もともとは海沿いの崖や洞窟に巣を作るため、巣を採取するのも大変だったが、現在では街中の建物を洞窟に見立てて設計。
アナツバメを呼び込んで巣作りをさせている。
巣作りは最大で年に3回。現在でもツバメの巣は貴重な食材となっている。
ツバメの巣は、スープやデザートとして食べられる。


ツバメの巣は、中国で昔から健康増進や不老長寿の薬として扱われていた。
相良先生によると、ツバメの巣に含まれているシアル酸が、糖鎖を伸ばし免疫力をアップさせるという。
シアル酸とは、細胞のアンテナを構成する糖の一種。
アンテナの先端で様々な情報を受信する。
シアル酸は加齢と共に減少するためアンテナが短縮し、免疫力が落ちるという。
しかしツバメの巣を摂取すると、シアル酸が細胞のアンテナまで到着し、短くなった先端に接着。免疫力が上がると考えられている。


スタジオで、ツバメの巣のスープを試食。

ビートたけしはツバメの巣について、「寄せ鍋やった後の最後のモヤシみたい」とコメント。
中山秀征は「食感はフカヒレみたい」などと話した。
中国では漢方食材として知られており、楊貴妃や西太后も好んで食したと言われている。
ツバメの巣はアナツバメの唾液だけでできている。
シアル酸は人の唾液にも微量含まれているが、ツバメの巣の数百~数千分の1程度だという。
相良先生によると、どの食材にシアル酸が多いかはよく分かっていないという。


・細胞のアンテナをのばす免疫力アップ食材を大調査

シアル酸を豊富に含んだ身近な食材を番組独自で調査。
まず、なぜアナツバメの唾液にシアル酸が最も多く含まれているのか、理由を探った。
向かったのは「那須どうぶつ王国」。
約40年間で100種類以上の鳥類を飼育し、日本動物園水族館協会でも活動している園長の佐藤哲也さんに話を聞いた。
佐藤さんによると、鳥の中には唾液にシアル酸が含まれているものがいるという。
案内してくれたのは、ペンギンが飼育するブロック。
ペンギンはヒナに口移しでエサを与える際、唾液と一緒に免疫物質を授けている可能性がある。

シアル酸が含まれているのは、鳥類の唾液だけではない。
佐藤さんによると、哺乳類も胎盤や母乳などからシアル酸を含む免疫物質を獲得している。
そのため、唾液だけでなく、ミルクや卵など、親から子供へ自然に与えている栄養源の中に、シアル酸が豊富な食材がある可能性がある。


シアル酸が豊富に含まれている可能性がある12品の食品を用意。
シアル酸研究の専門家である京都大学の竹松弘先生の協力で、シアル酸の量を徹底分析した。
竹松先生も、シアル酸が豊富に含まれている食材の調査はしたことがないという。
調査の結果、ツバメの巣のスープに匹敵する量の、豊富なシアル酸を含んだ食材を発見した。


ツバメの巣のスープ1杯に含まれているシアル酸の量は、200mg。

ツバメの巣のスープに匹敵するシアル酸ベスト3食材、第3位は「たらこ1腹」。

180mgのシアル酸が含まれていた。

第2位は「鶏卵4個」。

227mgのシアル酸が含まれている。

第1位は「子持ちシシャモ2尾」197mgのシアル酸が含まれている。

竹松先生によると、シアル酸は糖鎖の端に付き外敵から身を守るアンテナの役割を果たしており、卵は母体の外で育つため外敵に障害されやすく、アンテナとなるシアル酸を張り巡らせている可能性があるという。

 


肺を丈夫にする科

・日本人の死因 第3位 【肺炎】の最新予防法

肺の病は生きることに直結する場合が多く、健康長寿のためには肺の機能を正常に保つことが大切。
食べた時にむせることが多い場合は、誤嚥性肺炎の可能性がある。


・急増する誤えん性肺炎の最新予防法を名医が発見

誤嚥性肺炎は、日本人の死因第3位に浮上してきた肺炎の一種。
肺炎患者のうち60代ではおよそ半分、70代以上では7割以上が誤嚥性肺炎といわれている。
誤嚥性肺炎を予防するための重要ワードは、「飲み込み力アップ物質」。


・急増する誤えん性肺炎を防ぐ飲み込み力アップ物質

正常な人が液体を飲む瞬間を捉えた映像を紹介。
液体は全て食道へと流れるが、飲み込み力が衰えた人の場合、液体の一部が食道ではなく気管へと侵入。
咳き込むことやむせることが多くなる。
誤嚥とは、飲み込む力が低下し食べ物などが気管に入ること。
誤嚥を繰り返すうちに、肺に侵入した細菌が繁殖。結果、誤嚥性肺炎を引き起こす。


細菌の研究により、飲み込む力の低下を引き起こす詳しい原因が明らかになってきた。
その原因は、脳にまつわるある病にあった。
さらにその病は、中高年に多く発症し65歳以上の4人に1人が起こしている病で、その病を発症しても症状が全く無いため、気付いていない人がほとんどだという。
しかし最新研究によれば、要介護患者の飲み込む力アップ物質の分泌を増やしたところ、飲み込み力が2~4倍も活性化し、正常レベルに回復した。


サプリが飲みづらくなったという秋野暢子。
中山秀征は、歌っている時にむせることがあるという。
誤嚥性肺炎は、50代から急増する。
ある調査では、誤嚥性肺炎は50代から増加し始め、肺炎患者の20%を占めている。


東北大学の佐々木英忠先生を紹介。
佐々木先生は30年以上、老化が関わる病の研究・治療を行い、日本老年医学会の理事長も務めた加齢と病の関係のエキスパート。
誤嚥性肺炎の予防や治療法の研究に心血を注いでいる。


誤嚥性肺炎は6年前に脳卒中を抜き、日本人の死因第3位となった。
毎年10万人以上が誤嚥性肺炎で死亡している。
肺炎の多くは誤嚥性肺炎。誤嚥性肺炎は薬で治せるが、飲み込み力低下を治す方法がないため、再発が多く重症化しやすいという。


飲み込み力アップ物質の正式名称は、「サブスタンスP」。
全身の様々な神経にある神経伝達物質で、「痛み」等の情報を脳に伝えている。
サブスタンスPが多い人は飲み込み力が正常で、少ない人は飲み込み力が低下しているという。


・誤えん性肺炎を防ぐカギ 飲み込み力アップ物質

誤嚥性肺炎を防ぐカギ、「サブスタンスP」について解説。サブスタンスPは、食物が喉の奥に来た時に刺激を感知し、脳や脊髄に信号を送って気道の蓋をすばやく閉め、食べ物を食道へ流している。
サブスタンスPが減った場合、食物が来てもすぐ感知することができず、気道の蓋をすぐに閉められなくなる。
すると食べ物の一部が気道に入り、誤嚥につながる。
このサブスタンスPが減ってしまう大きな原因として、ある脳の病の存在が分かってきている。


・飲み込み力低下から肺炎を招く中高年に多い脳の病とは?

誤嚥性肺炎を招く飲み込み力の低下。
中高年の4人に1人が患っているある脳の病が関係していることが分かった。


飲み込み力アップ物質のサブスタンスPを減らしてしまう脳の病とは何なのか。
まず、飲み込み力が衰えている人は本当に脳の病になっているのか、検証した。60~70代の男女9名に、普通の弁当を食べてもらった。
食事の様子を見てみると、ほとんどの人が慎重に弁当を食べ、何人かが誤嚥をしていた。

30秒間に唾液を何回飲み込めるかをチェック。
人差し指と中指を喉仏を挟むようにあてて唾液を飲み込み、喉仏が人差し指を越えて元に戻るまでを1回として、30秒間の回数をチェックする。
6回以上であればクリア、5回以下だと要注意状態、2回以下は危険レベルとなる。
クリアできなかった場合、ある脳の病が原因で飲み込み力が低下している可能性がある。


・飲み込み力低下から肺炎を招く中高年に多い脳の病とは?

30秒間に唾液を何回飲み込めるかをチェック。
ミニトマトが喉に詰まりそうになった原田さんは4回。
要注意状態だった。
ご飯を少量ずつ食べていた篠田さんは2回。
誤嚥を起こしやすい危険レベルだった。
9人中5人がクリアできず、飲み込み力が衰えていた。


脳ドックを行っているクリニックで、脳の状態を調べた。
飲み込み力が正常な4人の脳は、全員が正常。
一方、飲み込み力が衰えた5人のうち3人にある病が確認された。
飲み込み力が低下した3人に確認された、ある脳の病。3人に確認されたある病とは、脳梗塞だった。


・飲み込み力低下から肺炎を招く症状のない小さな脳梗塞

飲み込み力低下を招く、症状のない小さな脳梗塞。
脳梗塞とは、偏った生活習慣でできた血栓が、脳の血管を塞ぐ病。
脳を壊死させ、最悪の場合は死に至る。
しかし今回の脳梗塞は、命に関わる重大なものではなく、脳の血管の中でも特に細い血管が塞がれて起こったもの。
壊死はごく小さい部分で、自覚症状はほとんどない。
この場合は無症候性脳梗塞と呼ばれる。
しかし最近の研究では、無症候性脳梗塞が誤嚥性肺炎を引き起こす飲み込み力低下の原因となっていることが分かってきた。


無症候性脳梗塞とは、細い血管で起こる脳梗塞。
細い血管は脳の中心部にあり、脳の中心部はサブスタンスPの材料が作られている場所のため、脳の中心部で小さな梗塞ができるとサブスタンスPの材料が減少し、飲み込み力低下で誤嚥を起こしやすくなる。
しかし佐々木先生の研究では、サブスタンスPを増やす効果が期待できる食材が分かってきたという。


・飲み込み力を上げて肺炎を防ぐサブスタンスPを増やす食材とは?

サブスタンスPを増やす食材で、どれだけ飲み込み力がアップするのか。
飲み込み力が低下していた原田洋子さんの協力を得て、検証した。原田さんの脳からは、無症候性脳梗塞も見つかっている。
原田さんに喉のレントゲン検査を受けてもらったところ、食べ物の一部が蓋の上に残ってしまうことが分かった。
蓋の下がる勢いが弱いため、全てを食道へと運びきれていなかった。


・【検証】唐辛子&黒コショウで飲み込み力を上げて肺炎を防ぐ

サブスタンスPを増やすにはどんなものを食べればいいのか。
佐々木先生によると、カプサイシンを摂取すると良いという。
カプサイシンは、唐辛子などに含まれる辛味成分。
最新研究によると、飲み込み力が落ちた人にカプサイシンを1日4.5マイクログラムを摂取してもらったところ、1ヶ月で飲み込み力が約2倍、活性化したという。
カプサイシンの刺激はサブスタンスPが感知するため、カプサイシンの刺激を増やすことでサブスタンスPが活性化して増加。脳への神経伝達がスムーズになり、飲み込み力もアップする。黒コショウでも同様の結果が得られている。
キーワード
カプサイシンサブスタンスP唐辛子黒コショウ
カプサイシンの入った唐辛子と黒コショウを5日間、原田さんに毎食摂取してもらう。
摂取量はお好みの分量でOK。
原田さんのサブスタンスPの値は262。
検証を初めてから3日目、これまで食事中に何度も咳き込むことがあった原田さんだったが、一度も咳き込むことなく食事を終えていた。

検証を終え、原田さんの血液中のサブスタンスPの値を測定。
検証前の262から、326へと大幅に増加していた。
さらに喉のレントゲンで飲み込み力もチェックしたところ、検証後は食べ物を全て食道へと流せていた。

 

 

緊急診療科

・日本を抜き香港が長寿世界一 名医が健康長寿の秘密を探る

7月27日、厚労省から発表された最新の平均寿命のデータでは、過去最高を更新した。
しかし世界50の国と地域の平均寿命を比較した結果、日本を抜いて香港が2年連続で長寿世界一となった。


香港の長寿の秘密をリサーチ。
香港の高齢者の健康状態を調べると、高齢者の身体のある部分が若く保たれていることが判明した。
その調査結果を名医に分析してもらうと、健康長寿のための5つのポイントが見えてきた。


香港北部に位置する湾仔と呼ばれる地区へ。
湾仔は平均年齢が最も高い地区で、高級店が軒を連ねるファッションの街として知られるが、そのすぐ裏にはマンションやアパートがひしめきあうように並んでいる。
湾仔の公園を訪れると、バスケットボールに興じる人たちを発見。若者に混じってバスケットボールを楽しむ高齢者の姿もあった。

健康のためにそれぞれ集まり、いつの間にか顔なじみになったという。高齢者はほとんどが還暦を過ぎていた。

香港の高齢者の健康状態を検査。
血管年齢と足腰の筋肉を検査し、食生活や運動習慣を問診した。
51歳から90歳の男女34名を検査したところ、最も良かった検査項目が血管年齢。
63歳のタムさんの血管年齢は、10歳若い53歳だった。
90歳のレイさんの場合は、18歳も若い72歳だった。
34人中25人、7割以上の血管年齢が実年齢より若く、平均年齢67.9歳のところ、血管年齢は62.7歳だった。


・長寿世界一の香港を名医が分析 血管を老けさせない5つの秘密

長寿世界一の香港。
60代の高血圧の割合は日本だと59.8%だが、香港は37.6%。
日本に比べ格段に少ない。
香港の人々の健康増進の活動に取り組む行政機関の林さんは、「香港では、1999年時点で65歳以上の高齢者の半分が病院に長期通院していた。
2000年から健康増進プログラムを立ち上げた結果、かつては7割を超えていた高血圧の割合が、2013年には37.6%まで下がった」と話した。
「毎日運動して身体を丈夫に」をスローガンに、公園や体育館などの公共施設を増設。
食生活の改善や禁煙運動など、様々な健康意識を高める運動を行ったという。


香港の高齢者の生活を、東京都健康長寿医療センターの原田和昌先生が分析する。
原田先生は日本の高齢者医療をリードし、健康長寿の推進に尽力する一方、心血管疾患の最先端研究にも精通している。
原田先生は、「長寿で一番大切なのが血管の若さ。
血管の年齢は、生物学的年齢だと考えても良い」などと話した。


香港の高齢者の生活を、原田先生が分析した。
朝8時、公園に多くの人が集まり太極拳をしていた。
太極拳とは、中国に約400年前から伝わる武術の1つ。
香港の高齢者は、朝は太極拳で汗を流している。
これまでは主に愛好家が行っていた太極拳だが、最近になってブームになっているという。
膝を曲げての体重移動など、運動量はかなりのもの。
原田先生は太極拳について、「少し負荷がかかるのがいい。
筋肉を保つには少し負荷をかけないといけない。
筋肉がつくと食後の糖を吸収し、血糖値の上昇を抑えられる」などと話した。
少し脈拍が上がる運動を日々取り入れると、血管を若く保てる。


太極拳を終えた高齢者。
太極拳の後に飲茶でおしゃべりをするのが定番だという。
香港の飲茶の定番はプーアル茶。
運動後の身体で外も30.9℃と冷たい物が欲しくなるところでも、熱いプーアル茶を飲んでいた。

原田先生は、「温かい物は血圧を下げるのに良い。冷たいものは血圧を上げてしまう」などと話した。
夏でも常温の飲み物を飲むと良い。
プーアル茶の後、料理も登場。
料理を見た原田先生は、「運動後に肉を食べるのは非常に良い。
筋肉がつきやすくなる。特にお年寄りには大事」などと述べた。


・長寿世界一の香港を名医が分析 血管を老けさせない5つの秘密

香港の飲茶の様子を見ていた原田先生。
メンバーの1人が取り出したナッツに注目した。
中華料理ではお馴染みの食材のナッツ。
香港では、ナッツはおやつとしても大人気だという。
原田先生によると、「血圧を下げたり上がらなくする食事の中の代表例がナッツ」と話した。
ナッツには動脈硬化を予防する不飽和脂肪酸が豊富に含まれている。


血圧の天敵である塩分。
高血圧予防の推奨摂取量は6gだが、1日の平均摂取量は10g。
塩分の過剰摂取は、高齢者に高血圧が多い大きな原因となっている。
しかし調べてみると、香港の1日平均の塩分摂取量も約10gと、日本と大差なかった。
そこで、香港の一般家庭の食事を見せてもらった。


香港で暮らす李さんの夕食メニュー。
血管を若く保つ秘密は、スープの具材にあった。
李さんは、全ての料理に欠かせないという漢方食材の生姜や、陳皮という柑橘類の皮を干した漢方食材を使っていた。
香港では、生姜や陳皮などの漢方食材がスープの命。
気候や身体の調子に応じて、多種多様の漢方を使っている。
どの家庭でも、漢方食材を常備している。
原田先生は、「漢方はミネラル分が一番効いている。血圧が上がらないため、血管が良くなる」などと話した。血管を若くするには、カリウム豊富な食材を摂ると良い。


血管を若く保つポイントは、「少し負荷のかかる運動で筋肉をつける」、「温かいものを摂り血圧を抑える」、「運動後のたんぱく質で筋肉維持」、「ナッツ類で動脈硬化を予防」、「カリウムを豊富に摂り塩分を排出」の5つ。


・病になりくい体質を作る! シアル酸を豊富に含む食材&免疫力UP!腹式呼吸法

「病になりくい体質を作る! シアル酸を豊富に含む食材&免疫力UP!腹式呼吸法」を携帯サイトで紹介。
詳しくは「たけしの家庭の医学」で検索。auスマートパスでも。


・たけし院長が名医に聞きたい 医療研究の行き着く先は?

たけしが相良先生に聞きたいことは医療研究の行き着く先。
医学の研究は細胞レベルを超え、相良先生はゲノムの解析で医学の謎は解決できるはずだったが、環境因子など絡んでくるんど分からなくなってきたという。
細胞がどう働いているか解析することで、細胞のひとつひとつの役割が分かってきたという。