マツコの知らない一生使える日用品の世界
全国520人の職人を訪ねた河内さん オシャレで機能が凄い12品
河内宏仁さんが職人が作ったグラスを紹介。
マツコは最近ペットボトルに直に口をつけて飲むことしかしてないなどとコメント。
またマツコは「タイタネスタンブラー ビア」は貰いすぎて人にあげたほどだと語った。このグラスは真空の二重構造が特徴のチタンカップで、保温・保冷効果が優れている。マツコは「エッグシェルシリーズ」も頂いたことがあるそう。
案内人は日本全国520人の職人を訪ねた男河内宏仁さん。
マツコは登場した河内さんが震えていると指摘し、こんな見た目しているのに繊細などとコメント。
河内さんがマツコにお土産を持ってきた。
「丸柄ナナメ杓子」は先端が斜めでご飯をすくいやすい。
角度と厚みが計算されて作られているとのこと。桜の木で出来ており、10年以上使用可能。美しいなどとマツコがコメント。
河内宏仁さんのプロフィールを紹介。
18歳の時高校を中退してアパレルの世界に飛び込み世界的アパレルブランドの広報などを10年ほど勤める。
会社の夏休みに鳴子温泉に行った際、お土産物屋さんのPRをしたいと工房を訪ね、訪ねた職人さんは520人以上。
「木製靴べら FLORA」は北海道の旭川で作っており、河内さんが最初に行ったところだそう。
1本の木から掘り出して製作しており、1ヶ月で30~40本しか生産できないという。
また背丈のあるデザインでかがむ必要がない。
すごくいい、プレゼントにいいかもなどとマツコがコメント。
驚きの機能性!一生使える職人グラス
エッグシェルシリーズは厚さ1ミリの有田焼グラス。
不安になるくらい軽いそう。光を通すので飲み物によって彩りが変化。
これでビール飲むとウマイとマツコ。「thin」は漆でできている。
型は紙コップだそう。
漆を紙コップの内側に塗って形を作る。
1日0.05ミリしか塗れないので1ミリの厚さにするまで20日間かかる。
あまり言いたい言葉じゃないけどおしゃれとマツコがコメント。
河内さんがおすすめ一級品だという薩摩錫器は鹿児島県を代表する伝統工芸品。
「ロックグラス」は手彫りで模様をつけている。
河内さんは職人に名前を覚えてもらうまで3年かかったという。
跡継ぎがなく今年3月で工房が閉店。
錫はイオン効果が高く飲み物の味をまろやかにすると言われる。
マツコは普通のコップと錫で日本酒を飲み比べた。
イオン効果で味がまろやかになるという「ロックグラス」で日本酒を口にしたマツコは「全然違うんですけど!まろやかってよりは華やかになる!」とコメント。
また、次の商品を紹介するため日本酒を下げようとしたスタッフに対し「私さ、発泡酒だってウソついてノンアルコールビール出してたお前に対しての不信感はスゴイんだよね」と愚痴をこぼした。
頑固職人を口説き落とすテクニック
これまで何人もの頑固職人を口説き落としてきた河内宏仁さんが、職人さんと向き合うための3か条を紹介。
1つ目はお土産を持っていかない。お土産を持っていくと逆に身構えられてしまうという。
2つ目はYahoo!ニュースの話から入る。
職人さんは作業を始めると工房にこもる場合が多く、職人さんの多くは情報収集をYahoo!ニュースでしているという。
3つ目は職人さんの家族ケアに全力を注ぐ。
職人さんでも何年かに1回は家族を連れて東京に来ることがあり、その時に子どもの面倒をみているという。
マツコ感動!一生使える日用品3種
新潟の鍛冶職人・酒井守弘さんが作った、切れ味が超快感のパン切り包丁を紹介。
実際に食パンを切ってみたマツコは「うわぁーー!!すごーい!!パン屋で切ってもらうより綺麗」とコメント。
切れ味が鋭く、パンの切り口がなめらかになる。
また、パンくずがほとんど出ないのも特徴とのこと。
和歌山の箒職人が作った、掃除機並みにスゴイほうき「棕櫚ほうき」を紹介。
和歌山・海南市のベテラン職人が昔ながらの製法で手作りしているもので、約30年使えるとされている。
素材の棕櫚は油分を含んでいるため、ワックス効果があるとのこと。
民芸品の伝統工芸品を集めているというマツコ。
こけしとマトリョーシカ、赤べこなどを1か所に集めているという。
岐阜の老舗すり鉢職人・加藤智也さんが9年かけて完成させた「すり鉢 JUJU mortier」を紹介。
波紋状の特殊なすり目を9年かけて製作したとのこと。
このすり鉢のスゴイところは両利き用なところ。
一般的なすり鉢は時計回りでしか擦れないが、このすり鉢は左右どちらの方向からも擦れるという。
実際にごまを擦ってみたマツコは「早い!すりゴマ作るくらいだったらあっという間」とコメントした。
一流の技術でまさかの日用品
広島の穂先職人たちが作ったボディブラシ「スーヴェ ボディブラシ ロング」を紹介。
化粧筆や水彩画筆を作っていた職人さんが製作したもので、筆でマッサージしながら体を洗うことができる。完成までに約3年かかったという。
河内宏仁が香川・庵治町を訪れ、墓石職人の岡田昌臣さんを取材した。
庵治町は高級石材・庵治石の産地で、約400年前から墓石産業が盛んな場所。
そんな庵治町で墓石を作っている岡田さんだが、実は技能五輪全国大会の石膏部門で優勝したことがある人物。
その頃の経験を活かし、庵治石でできたハイエースやレクサスなど一風変わった作品を発表し、墓石業界の革命児と言われている。
他にも、東京ミッドタウンのヒット商品を手掛けたこともある。
さらに、庵治町には他にも、墓石職人歴30年の中山忠彦さんがいる。
この町でも重鎮と言われる存在なのだが、今は若い女性向けの雑誌を読むことに夢中で、女性の心を研究している。
そんな中山さんは「茶葉のアロマポット」や「ペーパーウエイト」など新商品を次々と開発し、世に送り出している。
香川・庵治町の墓石職人たちが作った日用品を紹介。
漬物石やキーフックなど、墓石で作られた日用品は様々ある。