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その原因、Xにあり! 夏バテ解消の最強食材公開/冷房が突然死を招く?/脳梗塞

今回は、「夏バテ&夏の突然死予防SP」

・長生きの秘けつXを探れ!宮澤エマの日本行脚

長寿世界一も過ごした京都・京丹後市 湯通ししない名産板ワカメで長生き

長寿の街として知られる京都・京丹後市。
宮澤エマが長生きの秘けつを探る。101歳になった志水富重さんは、20代のころから釣りをしている。
釣った魚で昼食をごちそうしてくれるということで、自宅にお邪魔することに。
奥さんが体調を崩したため、90歳を過ぎてから火事をするようになったという富重さん。
昼食にアジの唐揚げと煮付けを作った。
また、志水さん夫妻は毎日のようにワカメ料理を食べるという。


宮澤は塩江漁港へ。
板ワカメを作っていた。
京丹後市周辺の海でとれるワカメは、他の地域よりも薄いのが特徴。
ワカメを軽く水洗いし、板の上に広げて天日で干して板ワカメを作っている。
早稲田大学の矢澤一良先生によると、一般的な乾燥ワカメに比べて板ワカメはアルギン酸が豊富だという。


・夏バテ&夏の突然死予防SP

がん・認知症・糖尿病(2型)にも効果!?世界が注目の「???」パワー
7月に入り、全国的に厳しい暑さが続いている。
暑さが続くと注意が必要になるのが夏バテ。
胃腸が弱まって食欲がなくなったり、自律神経が乱れて体のだるさや不眠などを引き起こすとされている。
しかし、医学界に新常識が。新潟薬科大学の杣源一郎先生は、夏バテの原因としてあるスーパー細胞の名前を上げた。

・マクロファージを元気にして夏バテ予防 最強食材 十割そば キノコ類 海藻類

新潟薬科大学の杣源一郎先生は、夏バテの原因について「マクロファージが働かなくなるため」と話した。
マクロファージとは、全身に存在する免疫細胞のひとつ。
ウイルスや有害物質を発見して除去する。
しかしマクロファージが働かなくなると、ウイルスなどが身体の中に溜まってしまい、夏バテの症状が出る。
マクロファージはストレスに弱いため、ストレスを感じやすい夏になるとマクロファージが働かなくなるという。

マクロファージは、がんやアトピー性皮膚炎などの様々な病気の予防に効果的と考えられている。
マクロファージは、LPSという成分を摂取することで活性化できる。
LPSは土の中で育つ野菜や海藻に含まれる成分。
LPSは人間の身体では作られないため、食べ物から摂る必要がある。


LPSが含まれている食材を紹介。
LPSは、主にそば・キノコ類・海藻類に含まれている。
そばの場合、LPSが溶け出したそば湯も飲むと効果的。
玄米ご飯もLPSが豊富。1日の摂取量の目安は、3食のうち1食を十割そばや、玄米ご飯1膳に海藻類やキノコ類を追加するだけ。
180℃以上の高温で調理するとLPSが壊れるため注意。


・最強食材 十割そば キノコ類 海藻類で夏バテは改善されるのか?

LPSを摂ると夏バテを改善できるのか。
毎年夏バテしてしまうという一般被験者5名に試してもらった。
3週間、LPSが多い食材を食べてもらった。
3週間後、それぞれの血液を採取した。


LPSを摂ると夏バテを改善できるのか。
毎年夏バテしてしまうという一般被験者5名に試してもらった。
3週間、LPSが多い食材を食べてもらった。
3週間後、それぞれの血液を検査すると、検証前と比べて全員のマクロファージ活動力がアップしていた。
普段からLPSが含まれている食事をしていると、ストレスに対して非常に強い抵抗力を持つようになる。


・寒暖差で発症 寒冷じんましん 対処法はゆっくり温める

暑い日に冷房の効いた部屋で発症する病がある。
鈴木恵子さん(仮名)は、気温36℃の日に冷房の効いた自宅に帰ると、腕に赤い発疹が出ていた。
虫に刺されたと思った鈴木さんは、かゆみ止めを塗ってやり過ごしたが、数日後にスーパーで買い物をしているとまたしても赤い発疹が出た。
時間が経つにつれて経験したことのないかゆみを感じ、最後はその場で倒れてしまった。
店員はじんましんによるかゆみを抑えようと保冷剤で体を冷やしたが、症状は悪化。
鈴木さんは意識を失った。


病院に搬送された鈴木さん。
医師からは寒冷じんましんと診断された。
はなふさ皮膚科の花房火月先生によると、寒冷じんましんとは、冷たい風や冷たい水に触れたところにミミズ腫れのようなかゆい発疹が起きる病気だという。
神経麻痺や呼吸困難などを引き起こし、最悪の場合は突然死することもある。
詳しいメカニズムは不明だが、冷たい刺激で異常なたんぱく質同士が固まり免疫機能が排除する際、ヒスタミンを放出して発疹ができるという。
じんましんは冷やせば引いていくことが多いが、寒冷じんましんには逆効果。
寒冷じんましんの場合は、ゆっくりと温めると良い。


・中高年は要注意!寒冷じんましん 血液系の病を早期発見するサイン

中高年の人が寒冷じんましんを発症した場合、危険な病気が隠れている可能性がある。
血液系の病になると異常なたんぱく質が作られるため、血液系の病が寒冷じんましんを引き起こすことがある。
寒冷じんましんは、大きな病気を早期発見できるサインでもある。


・誰にでも起こる寒冷じんましん どんな時に注意が必要?

寒冷じんましんについてスタジオトーク。冷房の効いた部屋は、かいた汗が冷やされることで皮膚の表面温度が下がるため注意が必要。
プールや海は全身を冷やすため、全身に寒冷じんましんが発症することで意識を失い、溺れる危険性がある。寒冷じんましんは誰でも発症する可能性がある。


・突然死を招く隠れ心臓病 自覚症状がない…正体は「???」

夏に発症しやすい脳梗塞。脳梗塞は、6~8月にかけて最も発症しやすい。
そんな夏に多い脳梗塞の半数以上で原因とされる危険な病がある。
小田原循環器病院の杉薫先生は、「夏の脳梗塞の原因に隠れ心臓病がある」と話した。最大の特徴は自覚症状がないこと。
通常、死を招く重大な心臓疾患の場合、動悸や息切れなどの自覚症状が表れるが、隠れ心臓病の場合は正常な人の心電図とほぼ同じで、ほとんど自覚症状がない。
そんな隠れ心臓病の推定患者数は130万人で、80歳以上の10人に1人は隠れ心臓病とされている。

隠れ心臓病で脳梗塞を発症した小川淳さん。
趣味はトライアスロンで、1日10km走ることを日課にしていた。
これまで心臓に大きな異常はなかったが、翌日行われるマラソンコースの下見をしていたところ、突然右手の力を失いその場に倒れてしまったという。
幸い、近くで準備をしていたマラソン大会の運営係の人が助けてくれた。
小川さんは救急車で搬送され集中治療室へ。
診断は脳梗塞で、小川さんの奥さんは隠れ心臓病について医師から話を受けた。


・突然死を招く隠れ心臓病 自覚症状がない…正体は心房細動

脳梗塞の原因にもなる隠れ心臓病の心房細動。
心房細動とは、心房が痙攣を起こす病気で、ストレス・睡眠不足・アルコールなどが要因で発症すると考えられている。
心房が細かく痙攣を起こし正常に動かなくなることで、心房内の血液がよどんで血栓ができ、心臓から飛び出して脳の血管を詰まらせ脳梗塞を引き起こす。
夏は特に注意が必要で、水分不足でドロドロになった血液は痙攣する心房で溜まりやすく、それが血栓となり脳梗塞を引き起こす可能性が高まる。
小川さんは右手の麻痺と言語機能に後遺症が出たが、リハビリで徐々に回復している。

・突然死を招く隠れ心臓病 予防法は「???」を習慣づける

心房細動とは、心房の中が1分間に約600回震える症状のこと。

心房細動が2日以上続くと、血栓ができるとされている。

・突然死を招く隠れ心臓病 予防法は脈拍測定を習慣づける

脳梗塞の原因にもなる隠れ心臓病の心房細動。
自覚症状がないが、脈拍測定を習慣づけることで予防できる。
正常な成人の場合は1分間に60~100回だが、この正常値から外れていたり脈のリズムが乱れている場合は要注意。