おもしろテレビ見逃しネタ辞典

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クレイジージャーニー SP 少数民族を愛する写真家・ヨシダナギ&爬虫類ハンター

今回は爬虫類ハンターと撮影家ヨシダナギの滞在旅。

爬虫類ハントの旅

今回は爬虫類ハンターVS激レア生物、さらにヨシダナギが日本のTV初登場の民族の旅へ。

・爬虫類ハンター vs 超希少!世界最大のカエル

爬虫類ハンターの加藤英明氏は静岡大学の講師を務める一方、爬虫類を前にするとキャラが豹変する。
これまでにヘサキリクガメ、ラボードカメレオンなど不思議で珍しい爬虫類の姿を捉えてきた。
加藤氏によると町中で握手を求められたり、受講生が増えるなど番組の反響に驚いたという。
そんな同氏が今回訪れたのはアフリカ中部のカメルーンで、北部にサバンナ、南部には熱帯雨林が広がるため多種多様な野生生物が生息している。
狙う激レア生物は「密林に潜む謎多きワニ」、「絶滅危惧種に指定されている世界最大のカエル、「角のあるカメレオン」。

探索の拠点であるンコングサンバへと車で移動している最中、停車を指示した加藤氏は急いで降車し、俊敏な動作で壁の上にいたレインボーアガマを素手で捕獲した。
2つの交尾器があったり、太陽光がを浴びると鮮やかな色彩の体色に変化するといったトカゲの生態を説明した。
これまでの密着旅では捕獲ミスも見受けられた中、幸先の良いスタートと言えた。

最初に捕獲を目指すのは絶滅危惧種に指定されている世界最大のカエルで、川が開けた地点を足がかりに捜索を開始。
まずは川下へと向かい、川へと入った。蛇が生息している可能性があるなかでも臆することなく石や草の下などに手を突っ込み、カエルを探していった。


探索開始から1時間が経過すると目当てのカエルの姿を目にし、意気揚々になった加藤氏は捜索に熱が入った。
それから2時間後、川の流れが早い場所に飛び込み、3mも飛ぶというお目当ての「ゴライアスガエルを捕獲し、満面の笑顔を浮かべた。
ゴライアスガエルは鳴嚢が著しく小さいため、鳴けないという。


・爬虫類ハンター vs 激レア!角の生えたカメレオン

次に捕獲を目指す生物は角の生えたカメレオンで、200種類を超えるカメレオンにおいて角が生えたモノは7種類しかいないことから希少とされる。
マネングバ山周辺の森で探索を開始した。


カメレオンの捜索において密林は絶好の場所で、雨が止んだ後には餌を食べるために行動することから、好条件に恵まれる中で加藤氏は密林へと入っていった。
その過程で節足動物「ヤスデ」を発見。日本のヤスデとは体色、大きさともに違っていた。
その後、「キリキリキリ」という鳴き声が聞こえると加藤氏は足を止め、付近に極稀なカエルが生息している可能性があるということで、鳴き声を頼りに探し始めた。
そして絶滅危惧種に指定され、和名のない「メルテンスエッグフロッグ」を捕獲した。
敵に遭遇すると体をひっくり返し、死んだフリをするという。


カメレオンの捜索をリスタートし、木の葉に酷似した体色をした「ヨツヅノカメレオン」を発見。
逃げるのは遅いということで捕獲は容易だった。
ヨツヅノカメレオンは200種を超すカメレオンの中で唯一、4本の角を持つ。
尻尾の付け根にはクレストと呼ばれる帆のようなものがあり、オスにしかついていない。
求愛行動のために使うものか、擬態のために使うものか、依然として役割はわかっていない。
加藤氏は体温を計測したところ24度で、この体温で活発に動くというのは大事なデータだという。
さらに帰り道、ヨツヅノカメレオンのオス・メスを発見。


・爬虫類ハンター vs 危険!密林に潜む謎多きワニ

最後のお目当て動物は「密林に潜む謎多きワニ」。
車は耐久性が心配すぎる橋を渡り、ヤバシという町に到着。徒歩で密林に流れる川を目指し、同行するディレクターには「発見したら足で押さえるように」と指示した。
2人は川へと入り、探索開始。3時間後、突如としてダッシュした加藤氏は躊躇なく素手でワニの口を抑えた。
そして体で胴体を抑え込み、ワニが消耗するまでその状態をキープ。


加藤氏はお目当ての「ニシアフリカコビトワニ」の捕獲に成功。

安全確保のため、加藤氏は両手でワニの口を抑え、怖がるディレクターがテープを口に巻くことに。
加藤氏は捕獲できたことに興奮冷めやらず、岩場でテープを解いて生態を確認した。
3つのミッションをクリアした加藤氏は今後も爬虫類の新たな発見を目指し、世界を巡る。


・爬虫類ハンターが語る激レア生物の生態とは?

加藤英明氏は動物ならどこに潜むかを考え、探索を行ったと振り返った。
同氏は「加藤に見つからないためにどこに隠れるか、でも見つけちゃうよ」と語り、松本人は「あなたが絶滅危惧種ですよ」とコメント。

世界最大の「ゴライアスガエル」は地元民に捕食されることで数が減少している。

また、車中から発見した「レインボーアガマ」はオスだけ鮮やかな体色をし、メスは地味な色だという。

設楽らは加藤氏に捕獲されたレインボーアガマが交尾器を出されたことに思いを馳せ、「俺らがやられたら、最悪ですもんね」とコメント。


少数民族撮影旅

マサイ族に少女時代に心を奪われたヨシダナギは200以上の少数民族と出会い、文化や生活を紹介。

そんなヨシダの代名詞は「同じ格好作戦」で、少時には裸の付き合いで彼らの心を鷲づかみにしてきた。
ヨシダの個展は好評を博し「pen」では表紙を飾り、特集が組まれている。


・ヨシダナギ×日本初登場の民族「エナウェネ・ナウェ族」

今回、ヨシダナギが接触を試みるのは1974年に初めて近代文明と接触したという謎多き民族で、美意識が高いという「エナウェネ・ナウェ族」。
日本から飛行機を乗り継ぐこと2回、さらに小型セスナに揺られ、約47時間かけてブラジル・ジュイナに到着した。
車での移動前に、エナウェネ・ナウェ族と接触経験があるニュートン氏と対面した。
一行は車で6時間かけて集落へと向かうことになり、道中、集落まで1つしかない食事処に立ち寄った。
出てきたのはワニの炭火焼きで、現地の食べ物を食すことを信条とするヨシダは完食。
これまでにナミビアではヤギの頭部を完食し、エチオピアでは牛の血を飲み干している。

集落へ向かう道中、エナウェネ・ナウェ族の子供達を発見。
水浴び中に車の音に興味をそそられて接近してきたようだった。
ニュートン氏が撮影交渉を試みたところ、カウンターパートは応諾してくれた。
エナウェネ・ナウェ族のダリアマセ氏はポルトガル語も少し理解でき、プロレスラーのような出で立ちをしていた。

一行は小舟に乗り込み、集落へと向かった。
すると子供達が泳いでついてきて、集落の近くでは長老のヤナギリ氏が歓迎した。
気がかりなのは大人も子どもも男性ばかりで、女性は家の中で生活しているという。


・ヨシダナギ×日本初登場の民族「エナウェネ・ナウェ族」

ヨシダナギは930人のエナウェネ・ナウェ族が暮らす集落に到着した。
親戚ごと22個の家に分かれて生活し、ヨシダナギは初めて女性を発見。
友好的な男性陣に対して、女性陣は取材陣を見ると足早に家へと踵を返し、屋内から様子を伺っていた。
ヨシダらはダリアマセ氏の家に招待された。
ところどころ、黒い布で間仕切りがされ、ハンモックが吊るされていた。
間仕切りられた空間は10個あり、家族ごとに生活しているという。
家の長を務めるのがダリアマセ氏で、マンジオッカを薄く伸ばして焼いた「ベイジュー」を振る舞った。
ヨシダ曰く、食感は発泡スチロールだという。
なお、女性は素っ気なく、目を合わせようとしなかった。


ダリアマセ氏は性器に何かを装着して再び姿を見せた。
大事な儀式の時に性器に装着する「オリコイリ」だといい、材料は椰子の葉でできている。
とりあえず一行はサービス精神旺盛と解釈した。


・ヨシダナギがエナウェネ・ナウェ族に密着。

若い男性が中心に集まると何やら儀式を開始、後ろ髪を首の前で結び「ハリャの儀式」が行われた。
ヘディングの要領でボールを打ち合う状況が続くと、スタジオの設楽は「嘘みたい、コントみたいですね」とコメント。
一見するとただのゲーム、勝つと相手の弓などを貰うことができ獲物を精霊に捧げることが許されるのだという。
ボールはゴムの木の樹液が素材だった。


ここでダリアマセは突然昼寝をしてしまい、ヨシダは1人で集落を散策。
女性と遭遇すると邪険にされてしまった。
1時間ほど経過してダリアマセの元を訪れると謎の化粧を開始、夜に「ヤオクワの儀式」を行うという。
化粧に使っているのはウルクンの実だった。
そんな一族はみんな同じ髪型、前髪を短く揃えて後ろ髪を伸ばすのが伝統でもみあげと眉毛は生やさない。
化粧を終えると精霊と話せるという8人を紹介してくることに。

 

紹介してくれたのは精霊と話せるという”ソプラドール”、女性は初めての生理が来てから20日間ほど閉ざされた空間で生活、ソプラドールに頭を洗ってもらい悪霊に就かないようにしてもらう。

夜6時になると「ヤオクワの儀式」を開始、精霊に日々の感謝を伝え歌とダンスを披露、1月~7月まで毎日行うという。


ヨシダは集落の女性から拒絶されており、この現状を打破するため”同じ格好作戦”を決行した。

 

ここでヨシダは”同じ格好作戦”を決行、すると女性らはこれまでの拒絶がウソのように仲良く手を繋いでくれた。
豪快な脱ぎっぷりに男性陣も興味津々、心の距離を一気に縮めた。


密着3日目、ヨシダは女性らとコミュニケーションを開始。
男性が儀式をしている間は家事を行っており、毎日を幸せに過ごしているという。
打ち解けたところで本題の写真撮影、男性陣は儀式の衣装で集まり全員が一丸となり撮影した。


別れの日、エナウェネ・ナウェ族の皆さんでヨシダをお見送り。最後には「アリガトウ」も覚えてくれた。


・ヨシダナギが見た「エナウェネ・ナウェ族」とは?

エナウェネ・ナウェ族についてトーク。ヨシダナギによると、普通の姿も可愛らしいが、儀式の衣装もすごく華やか。
女性らは凄くシャイだが外国人には興味がある状況、
この事に松本は「凄く不思議」と話した。


エナウェネ・ナウェ族についてトーク。

途中でリーダーのダリアマセは途中でペニスケースをつけていたが、そのケースの素材となる植物はとても貴重、それを見せたがっていたという。

ヨシダは同じ格好をしたらナウェ族の反応がガラッと変わったが、洋服はダリアマセが保管、これに松本は呆れた表情をみせた。
そしてナウェ族には驚きの世代間ギャップがあり、若い子は眉毛を生やしていたという。

 

ヨシダは滞在中、客人用の小屋にテントを張って過ごしていたという。
これに対し松本は「いつダリアマセが入ってくるかも分からない…」とコメントし笑いを誘った。