がっちりマンデー!! 新企画「あの店は今」どうなっているのか?驚きの現在が!
今日のがっちりマンデーは「あのお店が今 どうなっているのか!?」企画。
かつて一世を風靡した”あの店の今!?”を徹底追跡する。
加藤浩次らが挨拶をした。あの店どうなったのだろうと気になることは多々あるという。
ゲストの森永卓郎さんとヒロミさんを迎えた。
ヒロミさんは芸能界を10年間離れてジムの経営をしていたという。
森永さんは、ブームになってテレビに出てくるのは必ずしも儲かってるというわけではないと話した。
・花畑牧場は今…チーズが人気に!
まずは生キャラメルが大ヒットした花畑牧場の今を探る。
タレントの田中義剛さんが社長を務めたことでも話題になっていた。
手造りにこだわった花畑牧場の生キャラメルはとろけるような食感で2007年に大ブレイクした。
北海道帯広市にある花畑牧場にやってきた、10年前より規模が大きくなっていた。
発売当時1種類しかなかった生キャラメルも現在では10種類まで増え、販売数が月に30万個だという。
最近では名前を聞かなくなったのは、生キャラメルブームから学んだ教訓で、わざとメディアに出さないようにしたという。
アイドルのように「商品の多様化」を作戦とし、スイーツ以外の商品も扱うようになり売り上げが安定したと話した。
花畑牧場が次々とヒット商品を生み出す秘密を探るために工場にやってきた。
チーズの加工は普通は機械で行うが、花畑牧場ではチーズのその日の状態を見ながら人間で調整するという、徹底した手造りをしているという。
手作りがメインだからこそいろんな新商品が開発できるという。
さらに、一番ボリュームがあって安定しているのが業務用の商品だという。
細かい企業のニーズに応えられるというのが機械ではできないと説明した。
チーズ以外にも、全国1万2000店舗のローソンのタルトは全て花畑牧場製だという。
消えていくどころか、花畑牧場はまだまだがっちりだった。
花畑牧場についてスタジオトーク。
田中義剛社長がひたすらすごいと話した。
ブームになるのは実は「怖い」と思う人は多く、流行った後には赤字がくるなど不安定になる恐れがあると話した。
・シェーキーズは今…家族向けも!
アメリカ発のピザレストラン「シェーキーズ」の今を探る。
1973年に日本上陸し、外食産業の出店ラッシュが始まった頃でピザレストランの先かけとして登場した。
最大の売りはランチでピザの食べ放題で一世を風靡した。
1994年には90店舗に登った。今でも行列ができるほど食べ放題が大人気だという。
しかしシェーキーズはここまで様々な紆余曲折があったという。
バブル前半には90店舗まで拡大したが、90年台に空前のイタリアンブームがやってきた。
イタリアンレストランが続々と出店、さらに宅配のピザも登場した。
このダブルパンチでシェーキーズの店舗数が激減し、2001年には17店舗まで減った。
そこで戦略を大きく変更し、ファミリー向けの新店舗も展開することに。
平日のお昼だけが食べ放題だったのが、今では夜も休日も食べ放題にした。
さらにサイドメニューもたくさん増やし、サラダバー・ドリンクバーなども取り込んだ。運営会社がロイヤルグループになったことで、様々の食材をグループ会社のネットワークを活用して仕入れることで低価格の挑戦に成功したという。
・ウェンディーズは今…他店とコラボ!
米国発のハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」。
日本上陸は1980年。原宿のホコ天で竹の子族が踊っていたバブル前夜。
そんな中でウェンディーズが銀座に第1号店をオープン。
本場アメリカのボリューム満点のハンバーガーが人気に。2000年ごろには全国100店舗を突破。
しかし、最近はあまり街中で見かけない。
現在ウェンディーズはどうなっているのか、番組は運営会社の広報と待ち合わせすることに。
広報によるとウェンディーズは今も健在。
現在のウェンディーズはファーストキッチンとのコラボ店舗として存在。
メニューを見ると、ウェンディーズのハンバーガーとファーストキッチンのパスタが確認。
ライバル同士のコラボについて広報は「日本での展開にあたってスゴくいろんな歴史があった」など語る。
ハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」の歴史は山あり谷あり。
かつてウェンディーズの日本1号店をオープンさせたのはダイエー。
一時期は100店舗にまで増えた。
しかし、ダイエーの調子が悪くなったためにウェンディーズは別の運営会社に身売りされる羽目に。これもうまく行かなかったようで、店舗数は71に減少。
2009年にウェンディーズは日本から一度撤退している。
しかし撤退から2年後にウェンディーズは再び帰ってきた。
そのリーダーとなったのがハワイ生まれの日系3世のアーネスト・エム・比嘉会長。比嘉会長はドミノピザを日本に持ってきた人物。
宅配ピザチェーンを作り上げた日本上陸のプロ。部屋にはクリントン元大統領との写真や若い頃のトランプ大統領の写真も。
2011年にウェンディーズが再上陸も、比嘉会長をもってしても難しかった。
なかなか出店場所が見つからなくて、好立地の場所は他のチェーン店に押さえられている。
ウェンディーズはサイドメニューが少なく、女性客が少なかったのが弱み。
再上陸から2年、売上げは横ばいで店舗数も2店舗のまま。
そこで比嘉会長は2つの悩みを一気に解決する方法を考えた。
それがファーストキッチンとのコラボ。
ファーストキッチンは全国に128店舗もあり、ほとんどが駅前の好立地。
パスタ・ポテト・デザートなどサイドメニューだけで42種類。
2015年に店舗の1つを実験的なコラボ店舗に。
コラボ後は売上げが前年比60%増に。
さらにファーストキッチンそのものを買収。
2016年に6店、今年は14店と次々とウェンディーズとのコラボ店舗に改装。
コラボ以降は売上げが平均で約30%増に。今年は30店舗にまで拡大予定。
ウェンディーズとファーストキッチンのコラボ店舗について森永卓郎は「1種のお客さんだけ集めるのではなく、家族・友人みんなと行ける方がビジネスとしては有利になる」など、シェーキーズについてヒロミは「雰囲気が完全にファミリー向けになっている。
やっぱ若い子だけじゃダメだし、時代時代で変えていけるということ」など述べた。
かつて一世を風靡したけれど、ちょっと忘れられている注目のお店
森永卓郎がかつて一世を風靡したけれど、ちょっと忘れられている注目のお店「IHOP」を紹介。
米国発のパンケーキチェーン店。
1970年代後半に日本で大流行。森永は「IHOPに通っていた日本人がハワイ行くとわざわざIHOPに行く」など述べた。